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2017年 8月 1日

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2017年 7月31日


今日で7月も終わりです。
それにしても今年の梅雨の湿気はスゴイですね。
大工集団 欅から見える山々もかすんで見えます。
早く梅雨が明けてほしいのですが、今年は梅雨明け宣言は無いかもしれませんね。

さて、最近ボサノヴァ(Bossa Nova)にはまっています。
喫茶大工集団 欅へご来店されたお客様は『音楽がジャズじゃなくてボサノヴァだ』とお気づきになるはずです。
イメージチェンジしました。
夏の間だけですがね。


今まではほぼ1年中ピアノトリオを中心にジャズをおかけしてきましたが、夏の間だけボサノヴァにしました。

夏にあった音楽って何だろうと考えると、ボサノヴァという答えになりました。
でも・・・、ボサノヴァの音源はアントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の『The Composer Of Desafinado, Plays』、『Tide』、ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt)の『100 Essential Classics』、ステファン・グランペリ(Stephane Grappelli)との競演作『I Got Rhythm』くらいしか持っていませんでしたから、今、急いで収集中です。


少しボサノヴァについて書いてみようと思います。
最初にボサノヴァを聴いた時に誰もが抱く疑問はきっと「これはいったいどこの国の音楽なんだろう?」ではないでしょうか。
サウンドはジャズに似てるけど少しリズムが違うし、言葉も英語ではなくあまり聴いたことのない響きで、ちょっと見当がつかないと思いますが、答えはブラジルなんです。
ブラジルというと音楽ではサンバの国という印象なので想像出来ない人も多いと思いますがこれは間違いはありません。
ボサノヴァのリズムはサンバから派生したものですし、歌われている言語はブラジルの公用語であるポルトガル語です。

ちなみにボサノヴァのボサとは「隆起」「素質」「傾向」「魅力」ノヴァは「新しい」という意味で、英語の「ニューウェイヴ」仏語の「ヌーヴェルヴァーグ」と少し感覚が似ていますね。
ブラジルではボサノヴァの最盛期には、冷蔵庫や洗濯機にまでボサノヴァという名前がつけられたそうです。
ただし、残念なことですがボサノヴァはジャマイカのレゲエのように現地で今も多くの人が聴いているような音楽ではありません、あくまで1950年代終わり頃から1960年代前半に一時的に流行ったものなのです。

試しに日本にいるブラジル人に「あなたはボサノヴァ好きですか?」と尋ねてみてください。ほぼ100%の割合で不思議な顔をすることでしょう。
以前、ブラジルからの大学院の留学生がいたのですが彼はボサノヴァという言葉すら知りませんでした。
ブラジル本土では完全に懐メロ化しているといっても過言ではないのでしょうね。

マァ、それを今更集めて聴こうと言うのですから、私も好き者ですね。

でも、ボサノヴァは夏に合っている音楽だとは思いませんか?

ボサノヴァを聴いて梅雨を乗り切りましょう。




2017年 7月27日


倉庫の鍵をなくしてしまい、マジで困っています。
スペアキーも無いのです。

以前にもショベルカーの鍵をなくして困りました。
まぁ、あの時はスペアがあったので・・・。


いつ無くしたかはハッキリしています。
3週間ほど前に倉庫から材料を出して尾崎建具さんへ持ってゆきました。
その時に鍵をかけた後で無くしました。
その後に行動したところを手当たり次第に探しましたが、見つかりません。

それにしても、持つべきものは友達ですね。
困り果ててサッシ屋の新ちゃんにTELしました。
「俺、鍵屋じゃねぇぞ。まぁ、行くだけ行ってみるけど・・・。」とすぐに来てくれました。
すると・・・、開いたのです。
「開けれんと思うとったけど、開いたわ」と本人も驚いていました。
仕事で鍵を取り付けているから、鍵の構造は分かっていたので開けられたとのことでした。
「ドロボーになれらんねーか?」
「おー、その方が儲かるかもしれんなー」なんて冗談を話していたのですが、助かりました。

でも鍵がないから、鍵を閉められません。

今、大工集団 欅の倉庫には鍵は掛かっていませんよー。




2017年 7月24日


今年の『金沢ジャズストリート2017』のポスターとチラシが届きました。
金沢らしくてイイ。


去年までのポスターは金沢らしさは微塵も無かったのですが、今年は『カナザワー!』って感じでとてもイイ。

でもね、もっとイイのがあるんです。


どうです?
エエんでないかい!?

金沢のことを表す言い伝えに“空から謡が降ってくる”というのがあります。
今の金沢は芸妓さんがサックスを吹いている?

日本広しといえども芸妓さんがサックスを吹いていてもまったく違和感がない街は、金沢だけなのではないでしょうか。


ジャズストリートもあっちこっちで開催されていますから金沢らしさがほしかったんですよね。
さて、その内容は・・・。
こちらの公式ホームページでご覧ください。
https://kanazawa-jazzstreet.jp/




2017年 7月17日


東京に住んでいた頃、近所にスエーデン人の一家がお住まいでした。
ある時、近くの公園でこの一家のお爺ちゃんと5・6歳くらいの女のお孫さんが歌を歌っておいでました。

その曲は『Små grodorna(スモーグロードナ、日本名は『小さなカエル』)』でした。
お爺ちゃんに聞くとこの曲は、スウェーデンの夏至祭の定番曲として親しまれているフォークダンスの曲だから、スエーデンでは誰でも歌える曲とのことでした。

年の差を超えて・・・、孫とでも歌える曲があるって、イイですよね。
ふと気づくと今の日本にそんな曲があるのでしょうか?
5歳の孫が70歳のお爺ちゃんと歌える曲があるのでしょうか?

余談ですが、この曲のサビ部分のメロディは、日本でもおなじみのフランス童謡『クラリネットをこわしちゃった』の「オパッキャマラード パッキャマラード・・・」の部分と同じです。

今日は海の日です。

♪われは海の子 白浪の・・・♪
この『われは海の子』は今の子供たちは歌えません。
終戦後、GHQの指導で文部省唱歌から追放され、昭和33年から再び教科書に載るようになったものの、3番までしか歌われなくなったそうです。
実は7番まであるそうです。
私も学校では3番まででした。

今では教科書にも載っていません。


その国その国で文化が異なります。
ですから歌もその国の気質にあったものが歌い継がれてゆきます。
でも、日本では歌い継がれる曲がなくなりました。
残念です。

  春が来た
  虫のこゑ
  村祭
  春の小川
  朧月夜
  めだかの学校
  小さい秋みつけた
そして、我は海の子
まだまだたくさんイイ童謡がありましたね。

『我は海の子』は海洋国家、日本にふさわしい名曲なのに・・・。




2017年 7月11日


毎日、蒸し暑い日が続きますね。

私はここでも何度も書きましたが、今の日本のマスコミは腐っているとつくづく思います。

7月10日に行われた学校法人「加計学園」をめぐる国会閉会中審査のマスコミ報道も偏見に満ちています。
朝日新聞は1面トップの記事に「加計ありき 疑念消えず」の見出しで、前川喜平・前文部科学事務次官の発言だけを記事としていました。
その記事の隣には「『首相信用できない』61%」とする同社の当てにならない世論調査結果を添えていました。



朝日新聞は慰安婦の報道が誤報だったと認めたのに、謝罪の一つもしない新聞社です。
朝日新聞のウソ報道のため誤った国際世論が形成されています。
朝日新聞は日本と日本人に多大な迷惑をかけています。


毎日新聞も「加計 論戦平行線」と1面トップで大きく報じる中、加戸守行前愛媛県知事の発言の記事はありませんでした。
これでは地元の獣医学部誘致を文科省などが阻止してきたことが読者には分かりません。

一方、産経新聞と読売新聞、日経新聞は「行政がゆがめられた」という前川氏の主張に対し、加戸氏の「岩盤規制にドリルで穴を開けていただいた。『ゆがめられた行政が正された』が正しい発言ではないか」との発言を記事で取り上げていました。
前川氏の「行政がゆがめられた」との発言に対し、加戸氏は「岩盤規制に国家戦略特区が穴を開け、『ゆがめられた行政が正された』というのが正しい」と反論されたのです。

ところが、この加戸氏の発言を一行も記事にしなかった朝日・毎日新聞(それ以外にも)のような新聞社があるのです。

加戸氏は閉会中審査で「今までたくさんの取材があったが、申し上げたいことを取り上げてくれたメディアは極めて少なかった」と訴えていました。
さらには、今回の加計問題を報じるメディアへの批判も展開されました。

日本のマスコミがこれほど偏向しているのには原因があります。
その原因を書くことはしませんが、その偏向記事を読んだ読者は間違った判断をするのではないでしょうか。

で、インターネット上の注目を集めたのは、一連の疑惑を告発した前川喜平・前文科次官の発言ではなく、愛媛県今治市への獣医学部誘致を進めた加戸守行・前愛媛県知事の約20分間にわたる訴えでした。

日本のマスコミの腐敗をカバーしているのはインターネットです。
インターネットを鵜呑みにするのは危険ですが、腐ったマスコミよりよほど信頼性のある情報が載っています。




2017年 7月8日


こんな山の中に住んでいると都会では味わえないことが時々あります。
例えばキツネをすぐ近くで見るとか・・・。

それから自然の恵みも受けます。
昨日は家内と梅の収穫をしました。
近所に大きな梅の木があります。
大きいので収穫も変わっています。


そうなんです、フォークリフトで収穫しました。

この梅はどうしましょうかね。
梅ジュース?
梅干し?




2017年 7月7日


今日は七夕ですね。

昨日、金大病院へ定期検診に行きました。
病院のホールに入ると「あーあ、明日は七夕なんだ」と気づかされました。

大きな竹の七夕飾りがあったのです。


なにしろ、七夕飾りがあったのは病院です。
たくさんの短冊が下がっていました。
きっと「お母さん、早く元気になってね」などと書かれた短冊なのでしょうね。
そう思うと胸が締め付けられ、短冊を読むこともできませんでした。




2017年 7月5日


ヤギを放牧場に連れて行くときは杭を打って繋いでおきます。
そうしないと家か店に帰ってきてしまうのです。
まぁ、どこへも行かず帰ってくるからいいのですが、そうすると後でお腹が減ったと鳴き出します。
そうなると、また放牧場へ連れて行かなければなりません。
それで杭を打って繋いでおくのです。

杭を打つには大型のハンマーが必要です。
私は頭重量(ヘッド、金属部分)が2.7kgの物を使っているのですが、長年使っていると柄の部分が痛み折れてしまいます。
今までに何度か折れたのですが、柄の折れたところを切ってヘッドに差し込み使ってきました。
そうすると柄がだんだん短くなり使いづらくなります。
先日も柄が折れてしまい、これ以上短くなると使えないので、新しい物を買い求めました。

以前のハンマーの柄はヒッコリー(hickory)で作られていました。
ヒッコリーは衝撃を吸収し、曲げに強いなどの特徴がある事からハンマーの柄に適しているのです。
また、「スキー板」や、ドラムをたたく「スティック」などにも用いられます。
そうそう、「燻製のチップ」としても、利用されて来ました。


以前のハンマー

新しいハンマー

ヒッコリーはとても気に入っていたのですが、今回は柄の材質がグラスファイバーの物を買いました。
打ち付けたときの衝撃をヒッコリーよりも吸収してくれるとのことで決めました。

数日すると今度は薪割りの斧の柄が折れてしまいました。
ハンマーと同じ柄が付いている道具ですから、これも柄がグラスファイバーの物を・・・、と思ったのですが、斧には刃物が付いています。
斧を決めるときには刃物を吟味しなければなりません。
以前に使っていたのはスチール社の薪割り用ハンマーでした。
他の物より重いのですが、その重みで薪を割ってくれました。
また刃は鈍角になっており鋭さはないのですが、長尺の薪でも割ることができました。

新しい斧の条件は
・柄がグラスファイバー製。
・柄が長い。
・刃が重い。
・刃が鈍角。
刃と柄、両方が気に入った斧を探すのに苦労しました。
でも、ありました、コレです。
フィスカース(Fiskars)社のIso Core 8lb 36Inchです。
並行輸入品です。
フィスカース社は北欧のフィンランドの会社で、日本ではあまり知られていないと思うのですが、北米ではとてもメジャーなブランドです。


一番最初に買った薪割り用斧

以前に使っていたスチール社の薪割り用斧

フィスカース社のIso Core 8lb 36Inch斧

私は道具を買うときはとても神経質になります。
道具次第で作られる物の精度が決まります。
また、使う本人の疲れも全く違うからです。




2017年 7月4日


今年もデッキのスイレンが咲きました。
一週間ほど前に水中につぼみを発見していたのですが、花が咲くのを今か今かと楽しみにしていました。


日本に自生しているスイレンはヒツジグサ(未草)の1種類のみだそうです。
ヒツジグサは日本全国の池や沼に広く分布している白い花のスイレンです。

スイレンは漢字で書くと「睡蓮」です。
決して「水蓮」ではありませんよ!
「水蓮」と間違って書かれているのを見かけます。
どこかのホームセンターでも・・・。
この「睡蓮」にはちゃんと名前の由来があって、スイレンは日中に花びらが開き午後になると閉じます、それを3日繰り返します。
これを人間のサイクルに例えて 日中(開く=目覚める)夜(閉じる=眠る)というところから、「睡眠する蓮」→「睡蓮」なのだそうです。
なるほど納得でしょ。

スイレンに似ているものにハス(蓮)がありますね。
ハスは極楽浄土の花として大切にされてますが、なぜだかわかりますか?
理由は蓮の育つ場所に関係があるんです。
蓮は沼等では本当に汚い泥のようなところに咲いてます(もちろんキレイなところもありますが)。
この汚い泥の中からなんとも可憐で清らかな花を咲かせる事が、仏教の教えに似ていると聞きました。
事実かどうかは不明ですが・・・。


では、睡蓮と蓮の違いはどこなのでしょう。




2017年 7月3日


昨日は道路愛護デーでした。
朝から国道の草刈りをしました。

いつもこの日には怒りを覚えます。
草が生い茂っていると見えないのですが、草を刈ると道路脇に捨てられている空き缶やペットボトル、弁当のゴミが出てくるのです。

サッカーの試合後に日本人はゴミ拾いをして、他国から日本の教育と礼儀を見せたと称賛されていますが、まだ道路にゴミを捨てる不埒者がいます。
道路にゴミを捨てる人は道路愛護デーには参加していないのでしょうね。

今は梅雨、せっかく綺麗に刈った草なのですが、しばらくするとまたのびてきます。
1年に一度ではなく、せめて秋にも道路愛護デーをもうけたらどうでしょうか。


大工集団 欅は梅雨時にはしょっちゅう草刈りをしています。
もう、草刈りのプロですよ。
ヤギは雨の日は外に出せないため、食料の草を刈ってくる必要があるのです。

お客様の中には「子供の頃、ヤギを飼っていて、学校から帰ると草刈りをさせられた。」という人が何人かおいでました。
ヤギの草刈りは子供の仕事だったそうです。
今時、草刈りをする子供はいないでしょう。
だいいち今は、子供の仕事ってあるのでしょうか。

今は刈り払い機(草刈り機)がありますから、短時間で草を刈れますが、昔はカマですから大変だったでしょうね。


それにしても草が生い茂っていたところが草刈りで綺麗になると、なんだかすがすがしく思えますよね。




2017年 7月2日


昨日の雨は地域によっては被害が大きかったようです。
皆さんの所はどうでしたか。
梅雨時にはこのような大雨が降ることがありますから、注意が必要ですね。

梅雨の時期の花と言えば紫陽花ですよね。
もう10年くらい前に店の駐車場脇に種々の変わった紫陽花を植えました。
7・8種類はあったのですが、変わった紫陽花だったため、お客様から「枝を別けてほしい」と言われたり、知らないうちに切られたり、ひどいのは引っこ抜かれたりしたため、今では3種類しか残っていません。

家内が紫陽花とお客様の高木さんからいただいた姫リンゴを生けました。


この紫陽花も数日すると青くなるはずです。
花の色が変わるのも紫陽花の楽しみです。



2017年 7月1日


今日から7月です。
2017年の後半も楽しみましょう。

どんな楽しみがあるかワクワクしますよね。
と、思っていたら朝から大雨です。
能登では避難勧告が出た地域もあり大変です。

大工集団 欅では楽しみどころか、大変なことがありました。
まず、この写真を見てください。
庭の畑です。


昼過ぎに雨がやんだので、家内が畑のナスを収穫しようとしたところ、この穴を発見しました。
間違いなく、イノシシです。イノシシが裏の川を渡って敷地に入ったのは今回が初めてです。

このままでは畑は全滅です。
電磁柵をしなければならないかもしれません。




2017年 6月30日


とうとう6月も今日で終わりです。
今年も半分が過ぎました。
明日からは7月です。
7月1日といえば、加賀では氷室の日ですよね。
氷室饅頭を食べなくてはなりません。

毎年、6月30日に友人の堂口が氷室饅頭を持ってきてくれます。
さらに今年は義姉が森八の氷室饅頭と鯨餅をくれました。
氷室饅頭だらけになり少しお裾分けをしました。


江戸時代に加賀藩は毎年7月1日(旧暦6月1日)に氷室の雪氷を幕府に献上していたそうです。
氷室饅頭はこの道中の無事を祈り神社に供えられた饅頭が起源なのだそうです。





2017年 6月29日


6月29日は何の日でしょうか。
木曜日ですから、喫茶大工集団 欅はお休みの日です。

いやいや、そんなことではなく、60歳以上の方だったら『あーあ、そうだった』と思い出されるのではないでしょうか。


写真は読売新聞より

1966年の6月29日はザ・ビートルズが奇跡の初来日を果たした記念すべき日です。
今から51年前の6月29日午前3時39分、ビートルズの4人を乗せた飛行機が前公演地のドイツから東京・羽田空港に到着しました。

台風の影響により明け方の到着となったものの、JALの法被を羽織り笑顔でタラップを降りるビートルズの4人の写真を思い出されたのではないでしょうか。
その歴史的瞬間は一昨年に公開された映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』にも収められています。
ビートルズの4人は到着後、宿泊先の東京ヒルトンホテルで仮眠をとり、午後3時15分より記者会見を開きました、その後・・・、多くの逸話を作りましたがとにかく過密スケジュールでした。
そして、翌日の6月30日から7月2日の3日間、日本武道館にてのちに伝説となる来日コンサートをおこない、翌3日の午前10時43分に日本を飛び立っています。
日本中の老若男女がビートルズの熱狂にわいた4日間でしたね。

いまでもビートルズの話題は尽きません。
では、何故ビートルズは今でも歌われ続けているのでしょうか。

一言でいえばビートルズは「ロックを大衆化した」グループだと思います。
ビートルズは6・70年代に活躍したのですが、彼等がコピーしたチャックベリーやリトルリチャードといったR&Bは黒人特有の癖が強く、人種差別も背景にマニア受けするレベルに留まっていました。
またプレスリーをはじめとする白人ロカビリーもまだ大衆受けするレベルまでには至らず、音楽としては発展途上に感じられていました。
それをビートルズが加工することで、聞きやすく女性でも子供でも受け入れることが出来たのだと思います。

ただ彼等の演奏はけして上手いとは言えず、当時でも素人に毛の生えた程度でしたし、ルックスでも他のアーティストに比べてアイドルとして優れていたとは思いません。

それでも彼らが作り出した音楽は多くの人に愛されました。
今でも若いアーティストがたくさんコピーをしていますよね。
ジャズでも多くの曲がアレンジされています。

サザンもミスチルもみんなビートルズのコピーバンドですよ。
彼らだけでなく現代のポップミュージック、J-POPのほとんどが彼らの曲作り、作詞、編曲など多大な影響を受けています。
ビートルズなくして現代のポップシーンはありえなかった。
ビートルズが偉大なのは彼らが元祖でありオリジナルだからです。

とにかく時代を作ったのが彼らなのです。
現代の自由な文化はすべてビートルズからはじまっていると言っても過言ではないでしょう。
ビートルズだけとは言いませんが、彼らがほぼ中心になって現代のファッションや若者文化の基を作ってきたのは間違いないでしょう。
歴史上、若者がはじめて体制や大人に意見できるようになったんですから革命といっていいかと思います。
今のポップミュージックのもとをただせばだいたいビートルズに行きつくはずです。




2017年 6月27日


北陸も梅雨に入りましたが、梅雨に入ったらしなければならないことがあります。
梅の実の収穫です。


今朝、ヤギたちを放牧場へ連れて行ってから、裏山で梅の実を収穫しました。
15㎏ほど収穫しましたが、木の上の方の実には手が届かないので、明日脚立を持ってゆき収穫することにしました。

収穫後ざるに入れてしばらく置いておきます、すると黄色く色づいてきます。
そうすれば家内が梅ジュースを作ってくれるのです。

家内によれば、梅ジュースは青いうちに作ると、風味はあるが酸味が強い味になり、少し黄色くなって作ると、甘く、芳醇な味になるとか・・・。




2017年 6月25日


一昨日、書こうかと迷ったことがありました。
結局、書かなかったのですが、やはり書くことにします。

市川海老蔵さんの奥さんだった(今でも)小林麻央さんが22日夜に亡くなりました。
34歳の若さだったとのこと。
海老蔵さんが会見を開き、麻央さんが「息を引き取る瞬間、『愛してる』と言って…旅立ちました」と最期の言葉を明かすと、堪えきれず涙があふれた。

死を恐れず、最も言いたいことを気力を振り絞って言われたんでしょうね。

人は最期にどのような言葉を発するのでしょうか。
私の祖母の最期の言葉は「澄子、ありがとうな。」でした。
澄子とは私の母の名前です。
母はこの一言で看護の苦労が無くなったと言っていました。


さて、私は何て言えるのか。
「のり子、ありがとうな。」でしょうか。
でも、やはり「愛してる。」と言いたい。

Sometime you will never know the value of a moment until it becomes a memory.




2017年 6月24日


毎夜、ベッドに入って少し本を読んで寝ます。
今読んでいるのは司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」です。
高校生の時に単行本を読み、30歳くらいの時だったでしょうか文庫本を読みました。
そして30年後の今また読んでいます。

話は変わりますが、一昨日、公式戦連勝記録を歴代最多に並ぶ28連勝に伸ばした藤井聡太四段が話題になっていますね。
凄いですね、14歳で4段、棋士プロ、しかも28連勝。
インタビューでは『僥倖』などの難しい言葉を使えるなんて大人顔負けですよね。
先日、そんな藤井聡太四段が、小学5年生の頃に『竜馬がゆく』を読破したと新聞に書かれていました。

今日の新聞に司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」の自筆原稿計47枚が見つかったと書かれていました。
原稿の写真を見ると推敲の跡が多くみられ、作品にかける情熱が伝わります。


「龍馬がゆく」原稿
写真は産経新聞より

幕末の志士、坂本龍馬の生涯を描いた「竜馬がゆく」は昭和37~41年、産経新聞夕刊に連載されたそうです。
その後に単行本、文庫本となりました。

今日の新聞でもう一つ「竜馬がゆく」の記事を読みました。
新聞記者「読書家とも聞きます。小学4年生で司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読破したとか。」
藤井聡太四段「いや……母が歴史ものを好きなので、家にあったものを手に取ってみただけです。(以下略)」

マスコミって評判になると何でも大げさに書くんですね。
「竜馬がゆく」を読んでいなくても、28連勝は凄いですよね。




2017年 6月20日


今朝は静けさの中で起きました。
昨日まではスージーの啼く声で起こされていたのに、今朝はその声がしませんでした。

昨夜はスージーとサイモンは新しい小屋で寝られたでしょうか。

毎年のことなのですが、昨日も子ヤギが連れられてゆく車を見えなくなるまで見送りました。


親ヤギたちも小屋から見送っていました。


今年は近くのCRAFT WORKS ERさんにもらっていただき、しかも動物のことをよくご理解しておいでる人たちですから安心してお渡しできました。

朝、子ヤギ小屋を見ると、昨日までいたスージーとサイモンがいなかった。
寂しいものです。

親ヤギの弥生・皐月と彦麻呂と遊びました。




2017年 6月19日


今日は・・・、いえいえ昨日から家内と二人はチョット気分が落ち込んでいます。
今日の夕方に、子ヤギのサイモンとスージーを新しい飼い主さんにお渡しすることになっているからです。

刻々とその時が近づいています、後数時間でお別れです。
毎年、子ヤギは生まれるのですが、それでも居なくなるのかと思うと寂しくなります。


スージー

サイモン

今年の行き先はお隣の白山市河内下折(かわちそそり)の CRAFT WORKS ERさんです。
美味しい草がたくさんあるところなので、元気に育ってくれると思います。
しかも、姉弟そろってもらっていただいたので寂しくもないはずです。

生まれて70日経ちました。
2頭とも元気に育ってくれ、もう母乳はいらなくなり、草を食べられるようになりました。

毎年、お別れの時には・・・。
今夜は二人とも無口になりそうです。




2017年 6月7日


喫茶大工集団 欅はオーディオにMacintoshとJBLを使っています。
ご来店のお客様でオーディオにご興味のある人とお話しをさせていただくことがあります。
今日もご年配のお客様が「ジムラン」と言われたのには驚きました。
JBLはお若い人達にも人気のあるメーカーですが、昔はJBLをジムランと言っていたことはご存じないのではないでしょうか。

そんな中でスピーカーの話をしていると時々JBLのパラゴン(Paragon)の話になります。
パラゴンを自宅で聴けるというのは贅沢なんでしょうね。
若かりし頃は雲の上のスピーカーでした。
ところが、最近お若いお客様でパラゴンをご存じない人がおいでるのです。
ジムランを知らなくても「そうだろうなー」とは思うのですが、オーディオがお好きなのにパラゴンを知らないとは・・・。
それほど月日が経ったのでしょうね。

今日はパラゴンのことを書いてみようと思います。


JBL Paragon

パラゴンについてはいろいろ逸話が残っていますよね。
ネットでもたくさん書かれていますが、「それ、チョット違うんじゃない?」と思うものも多くあります。
そのほとんどはパラゴンを聴いたこともない人達の書かれたものです。

詳しくはシロフクロウさんの書かれた下記のページをご覧下さい。
パラゴン解説

パラゴンとはJBL史上もっとも長く生産され続けた同社の最高傑作であり、説明不要なJBL史上最高級のスピーカーシステムのひとつです。
最高のスピーカーであるとともに、その気品さが音に最高の付加価値をつける芸術作品でもあります。
JBLの設計士であったリチャード・レンジャー氏を筆頭に1950年初頭からパラゴン・プロジェクトがスタートしました。
彼らが目指したものは反射パネルを用いたシアター用システム設計を家庭用のスピーカーに応用する、というものでした。
幾多の紆余曲折経て、レンジャー氏の設計をベースにアーノルド・ウォルフ氏のデザインと多くのブレインたちの努力の結果、生み出されたのがこのオーディオ史上最強のスピーカー、パラゴンです。
現在浸透している5.1chなどのサラウンドのコンセプトを50数年前に実現させた彼らの先見の明には目を見張るものがあります。

パラゴンは決して大量生産ができる構造ではなく、製造から25年という期間に約1000台が誕生し、その一つ一つが職人の手作業で100時間以上をも費やし、25年という長いスパンで丁寧に製作されていました。

「スピーカーの歴史上でも、パラゴンほど神秘的伝説に包まれ、切望され続けたスピーカは無かった。ユニークなデザイン方針に基づいた画期的な製品であり、JBLが製造した他のいかなるスピーカーシステムより長い期間製造され続けた。パラゴンは1957年から1983年まで、25年間の長きに渡ってJBLの生産ラインに残り続け、約1000台が生産された」(アーノルド・ウォルフ氏 JBL元社長)

パラゴン、(型式D44000)は、当初山水電気が扱ってた頃は、型番がカタログに表記されていない唯一のデバイスでした。
D44000の型番を表記したのは山水電気からハーマンインターナショナル社がJBLの製品を扱うようになってからでした。
山水電気の頃は値段も160万円と当時は破格のスピーカーでしたが、ハーマンインターナショナル社が扱うと価格は220万円に値上げされたり、パラゴンが正式に生産中止になって、ハーマンインターナショナル社の在庫だけになったら350万円と倍以上になった記憶があります。

『JBL パラゴン』とクグッてみるといろんな事が書かれています。
パラゴンのミニチュアモデルの記事も多く見かけます。
ミニチュアを作られる人も多いんですね。
でも、ほとんどが所有者ではなく、聴いたこともないパラゴンについて勝手なことを書いているようです。

例えば・・・。
『パラゴンというのはインテリア的な価値や存在感を求める製品であって、音楽のファンダメンタルという点においては二の次であって、音で評価してはカワイソウだと思いますよ^^音を追求するものではない』

『PARAGONは鳴らすジャンルを選ぶと聞きました。PARAGONは古いジャズでは無頼の強さを発揮しますが、その他はダメなのでは。特にクラシックの室内楽なんかは壊滅的なのでは。』

『私は、過去の評論で、まともな音が鳴ったという話を聞いたことがありませんね。やはり、ウーハーのホーンの鳴らし方が難しかったと聞きます。ユニットは、確かウーハーがLE15 スコーカーが375、ツイーターが075だったと思います。私は某喫茶店に置いてあったパラゴンを聞いたことがありますが・・・・・。同じユニット+パッシブラジエターを使ったオリンパスの音の方が良い印象に残っています。』

『パラゴンは高忠実度というよりは、あの家具的な外観を見ながら、雰囲気としての音を聞くものだと思います。すくなくとも当時の日本の高度成長期にあれを居間においたら、かなり人を驚かすことはできたでしょう。』

『 わたしはパラゴンの音を聞いたことがありませんが、パラゴンの音を良いと言っている人を知りませんw でもパラゴンって良い値段していたので、普段聞けない音が聞けるという点では正しいお店だと思います♪ 確かにパラゴンなんてお店でしか聴けませんね。』

『半世紀前のパラゴンが今でも話題になるのですからそれだけ関心をもった人が今でも多くいるのですが、一方で滅多にそれを聞いたり使ったということは聞かないスピーカーですね。』
etc.etc.

パラゴンを見たことも聴いたこともないのによく書けるものです。
私はメインがオリンパスで、サブがパラゴンですが悪くないと思っています。

現在のオーディオ装置は、スペック一辺倒で音を聴くのであって、音楽を聴く装置ではなくなってしまったようです。
スペックばかり追うと、聴き疲れを起こしませんか。
全てのオーディオは音でなく音楽を聴く装置だと思うのですが・・・。

もっとも、パラゴンは古いスピーカーですから重低音・超高音が出ません。
そこで私はスーパーウーファーとスパーツィーターを追加しました。
そのスーパーウーファーを作り直したためパラゴンの下にセット出来なくなり、オリンパスが聴けなくなってしまいました。
パラゴンに5㎜厚のインシュレーターを履かせればパラコンの下にセット出来、オリンパスを聴けるのですが・・・。




2017年 6月5日


とうとう6月に入りましたね。
大嫌いな梅雨の時期が近づいてきました。

さて、私達には毎夜、楽しみがあります。
その為にこの10日間ほど寝不足です。
でも、このまま続くと体力がもちません。
・・・・・・?
何考えてんですか?
・・・イヤラシーイ!

グレイズ・アナトミー(Grey's Anatomy)を観ているんですよ。


毎夜、食事が終わるとコーヒーと菓子の用意をして、アメリカのテレビドラマ、グレイズ・アナトミーをアマゾンのプライム・ビデオで、エピソード3づつ観ています。

面白いんですよねー。
以前にBSで観ていたことがあったのですが、シーズン3のエピソード20くらいまでだったと思います。
途中までしか放送されませんでした。
でも、アマゾンのプライム・ビデオはシーズン12のエピソード24まで、合計でエピソード269もあります。

昨夜までにシーズン3のエピソード20まで観ました。
まだ217エピソードがあります。
3エピソードづつ観ても73日かかります。

アメリカのテレビドラマは本当に良くできています。
日本のドラマとは格というか、質がが違いますよね。
台本も良く書かれており、台詞(せりふ)の言い回し一つとってもウイットにとんだ場面が多くあります。

今までの台詞で忘れられない台詞を一つご紹介します。
クリスティーナ・ヤンが恋人のデレク・クリストファー・シェパードに親友のメレディス・グレイが如何に大切な存在なのかを話す台詞です。

「When I did murder, as for what carry the body, there is only Meredith.」
(私が殺人をしたとき、死体を運んでくれるのはメレディスしかいないのよ。)

ナルホド、絆が強いというか、信頼しきっているというか、凄い友人だということは理解出来ますよね。

映画もそうなのですが、アメリカはドラマでも気の利いた台詞がありますよね。
それもこのドラマの魅力の一つです。

セットや使われている道具や器具を見ても、金を使っているのが分かります。
セットで使われている手術器具や機材は全て本物だそうです。

今晩も寝不足になりそうです。




2017年 5月31日


今日で5月も終わりです。
6月にはいると梅雨の季節が来ますよね。
梅雨を好きだという人はおいでないと思っていたのですが、おいでるんですよねー。

「職場は空調のきいた部屋にいるから季節なんか関係ない。おまけに彼女もいないから、たまの休みは雨でも晴れでも家でずっと寝ています。だから天気なんてどうでもいいんです。」
という人がおいでました。

彼女を作らんかい!
寝てばかりいないで外に出ろ!


話は変わりますが、雨や波や風などの自然界の音は、それらの音に含まれる、人間の耳に聞こえない超音波に癒し効果があると言われています。
ずっと雨の音を流してくれるアプリがあるそうですね、室内にいてもこのアプリでヒーリング効果や集中力の向上が期待できるそうです。
でもねー? アプリで人間の耳に聞こえない超音波を再生出来るとは思えないのですが・・・。

雨が落ちる『しとしと』という音には、脳波をアルファ波にする効果があるそうです。
アルファ波は、集中しているときやリラックス時などに表れる脳波で、雨音の心地よいリズムが自然と心を落ち着かせ、脳内の集中力がアップするのだそうです。

デスクワークをしていて気が散ったり考えごとをしたりして集中できないときには、雨音に耳を傾けてみてください。
オフィスの中で雨音が聞こえないときには、気分転換に外に出て雨音を聞いてみるのもいいかもしれません。


ところで、今日は『世界禁煙デー』なのだそうです。
世界保健機関(WHO)が1989年に制定した国際デーの一つだそうです。


私にはイヤーナ日です。
家内から「今日は世界禁煙デーなんですって」なんて言われそうです。
実は私は喫煙者なのです。

タバコの煙を吸い込む受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正が新聞に書かれています。
厚労省は当初、飲食店をすべて原則禁煙とする方針だったのに、飲食業界などが「小規模店は喫煙室設置のコスト負担が難しい」と反発したため、これを受けて厚労省は主に酒を提供するバーやスナックなどの小規模店舗は規制の対象外として喫煙を容認する改正案の原案を公表しました。
更に・・・。

要は全面禁止にすればいいのに・・・。
な~んて喫煙者の私が言うと「オマエさんもタバコを吸っているじゃないか」と言われるのですが、吸っていない人の迷惑、命にも関わることなのですから、タバコは全面禁止にすべきです。

1995年の段階で世界の喫煙者は10億1000万人で約5人に1人の割合となっていました。
毎年世界で300万人が喫煙が原因とみられるがんや心臓病で亡くなっており、このままでは2030年代初頭には喫煙による死亡者が年間1000万人に達するとWHOは警告しています。




2017年 5月29日


大工集団 欅の子ヤギ達はスクスク育っています。
オスのサイモンはますます活発になって小屋の柵から飛び出してしまうようになりました。
メスのスージーはサイモンが飛び出すと「メーメー」鳴いて教えてくれます。


このヤギの兄妹の嫁ぎ先が決まりました。
河内町下折のCRAFTWORKS ERさんです。
「仲の良い兄妹で飼いたい」と言っていただきました。
ご理解いただき本当にありがたい。

「近くだから見に行けますね」と言われるのですが、買い主さんのことを考えると見には行きません。

もうしばらくするとお別れです。
また涙が出るんでしょうね。




2017年 5月22日


ヤギは毒草を食べません。
当たり前のことなのですが、コレって不思議なんですよ。
大工集団 欅の親ヤギは産まれて2ヶ月で来ました。
まだ母乳を飲んでいたのですが、もう大丈夫だからと連れてきました。
大工集団 欅に来てからしばらくは人間の粉ミルクを飲ませていました。
それから2・3週間して草を食べ始めたのです。
ですから、何が毒草かを親ヤギからは教えられていません。
ヤギ語を知らない私たちも教えていません。
でも、ちゃんと毒草が分かるようで食べません。

ヤギが食べ残した雑草を調べてみると、みな毒草なのです。
スイセンには毒があるのですが、ヤギはスイセンは食べず、雑草だけを食べるために越前では重宝されています。

ここ数日、牧草地でヤギが食べ残す雑草があります。
そこで調べてみました。
この雑草です。


マツヨイグサ(待宵草)でした。
その中でもオオマツヨイグサらしい。
毒草なんだろうと思っていたのですが・・・、違いました。

図鑑によるとオオマツヨイグサは
【若い根茎(コショウを効かせたような風味がある)を根菜として、また新芽をサラダで食べることができる。日本では若芽をおひたしにしたり、花を天ぷらにするなどして食べることがある。】
と書かれていました。

な~んだ、食べられるんだ・・・???
では何故ヤギは食べないんだろう?

その後を読むと
【しかし、胃腸の不快感と吐き気が時々起こる可能性が報告されている。】
と書かれているではありませんか!!

スバラシイ、ヤギはスバラシイ!!
胃腸の不快感と吐き気が起こることを知っていたんだ・・・?
・・・知ってた?

きっと食べて、胃腸の不快感と吐き気が起こったから知ったんですよね。




2017年 5月20日


この『最近の大工集団 欅』では時々ジャズアーティストを話題に取り上げてきましたが、今日はアーティストではなく、しかもジャズでもない人を取り上げたいと思います。

その人の名はルパート・ローウェンシュタイン公爵といいます。
ザ・ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) のマネージャーを長年していました。
ローウェンスタイン公爵が他界したのは2014年の今日、5月20日でした。


ローウェンスタイン侯爵は2007年にストーンズのマネージャーを辞するまで40年近くバンドのマネジメントと財務面を切り回してきましたが、2013年に出版した自身の回想記では「ストーンズの音楽、もしくはロックンロール一般について好きだったことはなかった」と振り返っています。

ローウェンスタイン侯爵はドイツの傑出した貴族の一門であるヴィッテルスバッハ家の流れを汲むレーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=フロイデンベルク候の嫡流で、1933年にスペインのマジョルカ島で生まれました。
教育はイギリスで受け、オックスフォード大学を出た後、ロンドンのシティで為替ディーラーとして活躍し、68年にミック・ジャガーと出会ったという。
この時期、バンドは65年からマネジメントを託していたアレン・クラインにデッカ・レコードで制作した全ストーンズ作品の著作権を乗っ取られた経緯があり、ミックはクラインに深い疑念を抱いていたといわれています。

何しろ「サティスファクション」(1965年)や「黒くぬれ」(1966年)の大ヒットで、世界では誰もが知る大スターの地位を確立していた頃なのに、ナント、ミック・ジャガーやキース・リチャーズらバンドの面々には1円も金が入ってこなかったというのです。
「ウソダー!!」と思われるかもしれませんがホントウです。

しかーも、このアレン・クラインとしうアメリカ人はビートルーズとも契約していて、ビートルーズの面々もスッカンピンでした。

ローウェンスタイン侯爵はアレン・クラインからローリングストーンズに手を切らせる事に成功します。
これは凄いことだったのですが、それ以上にそれからが凄いのです。

ローウェンスタイン侯爵はあのベロを出しているローリングストーンズのトレードマークを売りまくります。
また、世界ツアーのスポンサーを超有名企業から取り付けます。
そうなんです、ローウェンスタイン侯爵はロックをミュージックだけではなく、その他からも収入のあるものとしたのです。

「ロック最強の儲け屋」とも謳われたローウェンスタイン公爵は、ストーンズをロック史上でも最も成功したバンドの一つへと導いたのですが、大物興行業者マイケル・コールとストーンズを引き合わせたことでも知られていて、コールはストーンズの1989年のスティール・ホイールズ・ツアーから05年のア・ビガー・バン・ツアーまでの大掛かりなストーンズのツアーを手がけることになりました。

また、1970年代、税の支払いのため破産に追い込まれそうになったストーンズにイギリスをいったん捨てることをバンドに進言したのもローウェンスタイン侯爵で、バンドはロック史上初の税金逃れの亡命バンドとなったのでした。
1972年の『Exiles on Main St.』の「Exiles」(国外追放)とは本来、そんな自分たちを言い表した自虐タイトルだったのです。

恐るべし芸能界という感じなのですが、実はもっと恐るべしなのがこの公爵なのです。
クラシック音楽しか聴かず、ストーンズには全く興味がなく、彼らの音楽を『騒音』と表現していたそうです。


人は一人だけでは生きて行けないと言われますが、誰と出会うかによって人生は大きく変わるのですね。
家内と知り合ってよかった。



2017年 5月16日

今日の北國新聞朝刊に大工集団 欅の子ヤギ達の記事が掲載されました。
毎年、子ヤギが生まれると取材に来て頂きます。


子ヤギ達が生まれて5週間が経ちました。
今では草も食べるようになり、その量も日に日に多くなっています。
それにしても可愛いのもです(新聞の写真よりも可愛いですよ)。




2017年 5月11日


ジャズのジャケットには「違うだろコレ!」っていうジャケットがたまにありますよね。
昨夜聴いた『Miles Ahead / Miles Davis』がそうなんです。


私の知っているジャケットはこれではありませんでした。
これです!


このジャケットは鮮明に憶えています。
その理由は、俗に言う "ジャズっぽくない" ジャケットだったからです。
なにしろ美しい女性が子供とヨットに乗っている写真なのですから、まったくジャズのニオイがしない写真でした。
昔最初に見たとき 「なにっ、このジャケット?」でした。
『なんでジャケット違うのよ?!』っていう感じです。

このジャケットのことは "Complete Columbia Album Collection" 付属のブックにちょっとした解説が書かれていました。
最初のジャケットはマイルスが映っているものでしたが、リリース直後にマイルスの意向でヨットのジャケットに変更になったようです。

今になると、あのジャケットのほうがよかったなー・・・・・、と、かなり勝手です。
でも、このアルバムどうしてどうして、なかなかいいです。

レコードやCDのジャケットは販売される国によっても違うものがあります。
同じ写真でも色合いや濃淡が微妙に違うのです。

以前に書いたのですが、ソニー・クラーク(Sonnny Clark)の『クール・ストラッティン(Cool Struttin)』はその最たるものです。

私が持っているレコードで一番多くの違いがあるジャケットはオイゲン・キケロ(Eugen Cicero)のジャズ・バッハ(Jazz Bach)だと思います、数は忘れましたが20種類くらいありました。




2017年 5月10日


8日は車の話を書きましたが、今日はバイクのお話しです。

私たちの世代、つまり1960~70年代にティーンエイジャーだった多くの人たち(特に男の子)にとって、バイクは今よりも身近な存在でした。
多くの若者は16歳になるとバイクの免許を取り、排気量をステップアップしながら18歳を迎え、やがてクルマに乗り換えました。
それはごく普通の若者のライフスタイルでした。

かつては若者のライフスタイルの象徴だったバイクですが、この30年で保有台数が激減しているそうです。

この夏も数多くのバイクが生産中止になるそうです。
なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?
排ガス規制が車に比べて小さなエンジンにはなかなか難しいのだそうです。
技術的には排ガス規制をクリアー出来るそうですが、価格的に高価になるのだそうです。

大工集団 欅にはホンダのゴリラがあります。
勿論、排気量50ccの原付です。
時々、お客様から「売って欲しい」と言われますが、売りません。
このゴリラも生産中止となります。



友人のモンキーと、大工集団 欅のゴリラ

そうそう、昨日、建築のお客様宅へ行き奥様と話をしていたところ、娘さんが250ccのバイクに乗っていると言われました。
「ご心配でしょう?」とお聞きすると、
「心配はしていません。心配だったら乗せませんよ。私たちの若い頃とは違い、今では女の子でもバイクに乗る時代です。」と言われました。
そうなんですよねー。
昔、一時は女の子にスクーターが流行りましたが、今ではバイクです。
女性の白バイ隊員も珍しくなくなりました。

それにしても、原付が無くなるとお困りの人も多いでしょう。
郵便局や新聞配達の人たちはどうするのだろう、と心配して新聞を読んでいると、ナント、電気バイクになるそうです。

人間は必要から新しい物を作り出す能力を持っているんですよね。




2017年 5月8日


この車をご存じでしょうか。

今日、大工集団 欅にご来店になった立石さんとご友人の車です。
ご本人に了解いただきましたので載せることにしました。


この車はホンダのS800です。
1966年1月から1970年5月まで生産された車です。
もう50年も前なんですね。

私が大学時代に憧れて、アルバイトでお金を貯めて買いたかった車です。
いやー、今見ても惚れ惚れします。

一台はチェーンドライブです。
そうなんです、今では考えられないのですが、バイクからスタートしたホンダが作った車ですからチェーンで動きました。
もう一台はシャフトです。
"時計のように精密に回る" と言われた直4DOHCエンジンの排気量は791ccです。
サスペンションは前がダブルウィッシュボーン/トーションバー、後は5リンク・コイル・リジッドです。
これだけで、当時はワクワクしましたものです。

更に、キャブレターは京浜精機製作所製の4連CV。
車両重量は755kgしかなく、まさにマニアックな車です。
これぞライトウエイトスポーツカーです。

大きさは現代の軽自動車以下です。

昔の車は個性的でしたね。

この歳になって久々に車で興奮しました。




2017年 5月7日


ゴールデンウィークにはたくさんのお客様にご来店頂き有難う御座いました。
私達二人にとってのゴールデンウィークとは旅行・温泉・催事等とはほど遠く、ただただ忙しい時期なのです。
そのゴールデンウィークも今日が最終日ですね。

さて、私は今頃の季節が好きです。
大工集団 欅のまわりの山々の新緑がとても綺麗です。
この時期の緑は、新緑と呼ばれるだけあってとても綺麗です。
花が無くても華がある新緑の葉たちをみているだけで清々しくなります。


大工集団 欅の欅も良い色になりました。